*  *  *  プロフィール  *  *  *


技術担当者(私)の自己紹介

私は長年、青果物の品質計測用の近赤外計測装置の開発に携わってきました
果物のラベルや箱に書いてある、”光センサー”、”糖度センサー”と呼ばれているキカイです

80年代、果実はその外観(カラー>LabやXYZ)によって選別されていたのですが
90年代になり、より内容的な品質(≒味)による格付けが求められるようになりました
その結果、果実の品質≒甘さ(糖度)を計測するセンサーが開発されるようになりました。

しかし、当時の既存の分光技術では果実を丸ごと連続的に計測することは容易ではなく、、
何よりも状態調整されていない高水分のサンプルを計測するのもイレギラーでした

更に対象物はコンベア上を移動しているわけですから、接触(密着)することもできません。
当然、計測(測光)時間も極めて限定されますし、果実の形状や面粒度も一様ではありません。
果ては、その表面に泥、水滴、薬剤などの付着物までもがあって計測の邪魔をします

およそ分光計測のセオリーにおいて固定条件とされる多くの要件が変動要素だったのです
これは水泳に例えるなら、屋内の温水プールでの水泳(≒ラボでの計測)するのと、
   水温の低い嵐の海で荷物をもって泳ぐコト(≒現場での計測)くらいの違いです

私たちは、そうした課題と向き合い、それらを改善する技術を培ってまいりました
私は、そうした悪条件下で運用する分光計測技術の開発に携わってきた技術者です


氏名 : 青木 宏道 

趣味 >>> チョイヘンな自動車とPC 


実務経歴(略歴)


            平成22年:光産業創成大学院大学・光産業創成課程修了・博士号取得
              >>>大学院大学発企業としてHPK開発本部に移動

            平成20年:光産業創成大学院大学・光産業創成課程留学中
              >>>株式会社デュナミスト設立、汎用NIR計測装置の試作&カスタム製作等を開始

            平成19年:浜松ホトニクス株式会社、システム事業部、部員
              >>>汎用光計測技術の研究開発に従事

            平成18年:FANTEC(株式会社果実非破壊品質研究所)、研究開発部、部長
              >>>小型携NIR計測装置(NIR-GUN):NIR-GUNの開発に従事(PL)

            平成 2年:FANTEC(株式会社果実非破壊品質研究所)、主任研究員
              >>>透過型オンライン近赤外品質計測装置:Fruit−5の開発に従事



What’s DUNAMIST

"DUNAMIST" は、宇宙開発黎明期を描いた映画>"The Light Staff"と同じ語意の古ラテン語で
  意味は >> 適正なる資質 >> 役目を果たせる者、、です
遥か昔、過酷な場所での防人に選ばれる衛士のことだったそうです(>イタリアの古老から聴いた話)
旧FANTECの志を受け継ぎ、それを未来へと進めてゆくことを思い銘銘しています

Remarks >>> 平成のウルトラマン>”ウルトラマンネクサス”にて
         ウルトラマンに変身する人間のことを”デュナミスト”と呼称するそうです
           奇しくも同じような思惑の元に命名されているのかとオマージュを憶えます!

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